施術をする上で 悪いところも重要ですが、まず先に確認することがその方の体質です。
東洋医学で「虚実」といいますが、「虚」は弱い人で
たとえば 食事は少量をできるだけ3回から5回別けて食べないと胃もたれや胸焼けしたりし大食もできない。
睡眠は徹夜どころか午後9時過ぎごろには眠たくなったりなかなか12時には眠くて仕方ない。どんなに疲れていても気が付けば一日寝ていた。と言うような寝だめもできず5~6時間で目が覚める。
若いうちは無理もできますがだんだん年齢を重ねたおき体質に合わないことをしていると変調をきたしなかなか疲れが抜けないなど。
「実」はこの逆になりますが この判断を間違えると鍼の刺激が強すぎて 痛みや疲労が強くなったり気分が悪くなったりします。
しかし忙しく 重ねて施術に来れない方には 先に「2~3日だるいかもしれませんが」とご相談したうえ、あえて強刺激で直すことも在りますが
これも早く痛みを取るための方法でご本人の希望に添えるような処置になります。
もちろん子供や高齢者 虚体質の方には無理をしないことが大切ですが。