70代 女性

ぎっくり腰ではないですが、急性での腰痛。

歩行困難 椅子からの立ち上がり時に腰に激痛があり

一度立ち上がると痛みはマシになるそうですが、とにかく生活に支障が出るということで施術。

 

 方針として 高齢なのと患者さんの体の負担もありましたので強刺激はぜず 一回目はやわらかめで局所重点の刺鍼。

足先 腰 首元と3箇所のホットパックをあて まずは全身の筋肉をやわらかくすることを目的としました。

 

 施術後 腰を動かしてもらって改善したように思えたんですが

椅子などからの立ち上がりに痛みが残るというので 翌日2回目の施術。

 腰部 20kg 15分の牽引の後 改善がないということで

鍼 腰部 局所を集中した刺鍼して 15分のカーボン灯を当てる

 

最後 座っていただき 発痛原因の根元を探し 強刺激。

 師匠からの受け継いだ技術ですが、痛いのがたまにキズ。。

 

 最後立ち上がってもらって、伺ったところ

「うそのように痛みは消えた」 とのこと。

 

自分でいうのは恥ずかしいので 今まで記載はしませんでしたが

一人でも多くの方を助けたい。

つらい痛みを持ったままの方を見ると 何かしてあげたいと思う気持ちが大きくなり 記載。

 

この数日 寒の戻りで体調不良の方も増えていることとは思いますが 筋肉のこわばりも出てきて 

季節の変わり目は関節痛も多い時期。 

 膝関節痛や 急性の腰痛 ぎっくり腰や 五十肩 運動による痛みなどの鍼灸治療は即効性があり

来院時家族に抱えられてこられる方も 帰りは一人で歩いて帰る患者さんも多くいらっしゃいます。

 すべて ということにならないのが難しいところでありますが

ね。 痛いだけで治らなきゃ詐欺ですがな。

 もちろん その患者さんの体質や体格 仕事によって

短期か長期治療かも最初にご相談させていただきます。

 症状が重いと弱刺激で間に合わないこともありますが

体質によって強刺激では疲れ だるさが残りすぎ 

かえって負担になることもあります(温泉の長湯と同じような状態)

 通院回数を減らすため あえて2~3日だるくなりますと了承を得て 早期治療を目指すことも多く 次回の治療やその後のケアも含めてお話を伺ってます。

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