鍼灸治療 といっても手技方法はその先生により多種多様です。
そして使う道具も様々です。
〇灸頭鍼
その名のとおり 鍼の頭にお灸を乗せ 針と灸の両方の効果を一度に挙げる方法です。
灸頭鍼用に2種のもぐさをブレンドし さらに香を加えた専用のものを使用(私が自分で混ぜるんですが)
慢性の酷い腰痛や
肩の痛みやこりに使用しますが こちらは準備等に時間がかかるため 施術時間は2時間近くかかることも。
鍼も専用のものなので少し太く強いものになってます。
しかしこの温熱がとても心地よく
即効性の治療効果も高いことから 奥の手での施術になってます。
これは皮内鍼 といって、施術後治りきっていない場所に置き針としてテープで貼り長時間効果を持たすものです。 これにより毎日の来所をしなくてよいように貼っています。
多く貼ればいいというものでも在りませんが、これも追加料金等は頂いておりません。
右のものは患者さんがご自分でも貼れるということで たまにお分けする事もあります。
効果=はずす目安は
血行が良くなりかゆくなるか老廃物の代謝とともに自然にテープがはがれるか。1週間から1ヶ月張り付いていることもあります。
注意として家に小さなお子さんのいる方などは ころあいを見計らって先にはがして頂くか 背中だといつ外れたかが解らないので場合によっては使用をお断りしておりおります。
勝手に外れ 風呂場で踏んだという患者さんも多くいますが 治療効果は高いものです。
昔と違い 肝炎など伝染性の疾患も増え たまにご質問頂きますが
基本 当治療所ではステンレスの針を繰り返し消毒しての使用しています。
が、先に問診中 疑いのある場合は針を個別にわけ その使用した鍼は殺菌消毒も別にし場合によっては その方専用の針として別保管をしております。
が、其れでも不安だという方にはディスポーザー=使い捨て針もご準備できますので先におっしゃっていただければと思います。
使い捨ての性質上 精度が悪く 刺すときに少し痛みがあったりしますので当方使用のステンレス鍼を専用で使うということをお勧めします。
ただ、鍼代は別途かかりますので その旨ご理解ください。