よく マッサージに行ったらあとでしんどくなった。
鍼をしてもらったんだけど、あとで気持ち悪くなったんでわたしには合わないのかな?
ち聞かれることがあります。
ここれはひとえに、その方の体質に合った刺激が多すぎたためです。
温泉に行って長湯すると、いっきに血行が良くなりのぼせやひどいと立ち眩みや吐き気まで出る人がいますが
それと同じく、鍼灸でも患者さんにあった刺激をしないと大変なことになります。
大きく分けて2つ
「虚(きょ)」「実(じつ)」といい
虚は、夜早く眠くなり徹夜なんてもってのほか。
持久力がない。
食事は量を食べれないし、できれば3度でなく少量で5回とか別けないと胃がもたれる。など。
実はその逆で年齢が上がっても目覚め良く徹夜も平気。
疲れたら24時間寝てられるしぐっすり。
食事はドカ食いするし、一日食事を抜いても大丈夫。
もちろんその人の生活習慣から訓練できるものもありますが
たいていは生まれた時からの体質なので変えられません。
目安はお腹を見て うわ腹の肋骨の角度が水平に近ければ実
楔上で鋭角なら虚とみるのが目安。
鍼は不思議なもので打ち方ひとつでも強弱が変わり太い針で 早く打ち込み 長く時間を置くと強刺激。
経絡の流れに沿うか逆らうがでも刺激は逆になります。
先日ご夫婦で来られた方ですが お二人で虚実が全く逆の体質でした。
もちろん奥様の弱刺激では細心の注意が必要ですですが
ご主人の凝りようは今まででほとんど見ないがちがちの肩でマッサージ師が音を上げたほど。。。
お二人とも気持ちよくお帰りになられましたが
お二人とも難しい施になりました。
鍼をしたけど気持ち悪くなり 私は合わないのかな?
と思われてる方へ
もちろん まず鍼灸の施術方法がおおいのでその方にあった先生に巡り合うどうかでもありますが
あきらめないで探してください。
料理と同じです。甘いか辛いか 濃い味か薄口が好みか。
うちでは 「その方にあった刺激で対応を心がけてます」