鍼灸のススメ

夏の疲れをとり 秋だからこそのメンテナンスを。

昨今 昔のように季節の変わり目があまり無くなってきましたが

ようやく8月も終わり暑さもそろそろ落ち着き 朝夕は過ごしやすくなり 

これから過ごしやすい秋に向かいます。

 女性は冬より夏の冷房のほうが体に悪く 足腰の冷えで体調が悪くなる患者さんも多くいらっしゃいました。

この冷えというのは最も体に悪く たまったコリなどの回復を阻害する悪いやつで

春から治療を始めるより 秋からはじめるほうが 相対的にはどうしても回復は遅くなるという結果もありました。

冬になるとどうしても体はこわばるので柔軟運動もできにくく時間はかかります。

 

 慢性だから治りが遅く 急に出たから治るのが早い と一概に言えないところが難しいんですけどね。 

 

冬に向けて これから過ごしやすい季節のうちに 慢性化した肩こりや腰痛を無くせるものならなくしませんか?

 そして夏の疲れと弱った胃腸のケアも鍼灸治療出来ます。

 

 

 

 

 

異国の方へ Welcome to Acupuncture !

Welcome to japanese Acupuncture and moxibustion !

ようこそ 日本の鍼灸治療へ!

 師匠の元で黒人アメリカ人の施術をしたのが最初で

今まで 黒人 白人 黄色人種 いろんなアメリカ人を含め スペイン フランスなど

日本人以外の方の施術をしたことがあります。

その経験からいくつかお話します。

 

 よく世間で「外国人にコリはない」と言われることですが これは間違いで

正しくは コリという言語がないというだけで 違和感や痛みつらみは存在します。 

国が違えばもちろん考え方も言葉すら違うところはあるんですが 日本は諸外国より 表現を含め語彙(言語の数)が多いということです。なので会話ができるに越したことはないんですが

痛い以外はなにがどうなっているのかの話が通じないのでまったく鍼灸というものを知らない外国の方への説明はかなり難しいのかも知れません。

 ただ、たとえ言葉は解らなくても体をさわればコリなどは探せますので施術に問題はないんですけどね。

私は運よく、今までご紹介として施術を受けてきましたので先に紹介者の方から事前説明があり 施術のみに専念できました。

 というか、以前スペインの方の施術を行った時ですが

最初 英語が堪能の方の通訳はして貰ったんですが その方は英語もほとんどわからない。

結局通訳も役に立たず 私の英語ももう今考えると恥ずかしくなる「幼児英語」で

「ペイン?」(痛い)か ノーペイン?かでしか会話ができねぇという体たらくのまま施術。

信用してリラックスして頂いてたので不都合はなく?

おかげさまで 終わった後 「ものすごく体が軽くなり気持ちが良かった」とのことでした。

 

 まったく違うと持ったのが人種によっての肌のきめの細かさと皮膚の薄さ。

文字や言葉で説明は難しいんですけどね。

こちらが刺鍼するときに打つ力や深さなどが変わります。

 あくまで私の感覚だけですので 医学的にどれだけの違いがあるのかわかりませんが

とても興味深く 若いときからいい経験をさせてもらいました。

 

 昨今 観光客のみならず仕事で長期居住や移住 帰化した外国人も多くなりました。

疲労や痛みなど もしお困りの方がいらっしゃれば ご一報くださいませ。

 

敬語や丁寧語などはあまり外国語になく そしてがんばってもキングスイングリッシュはできませんし♪ 誠意と努力で心通じる施術を目指してます。

 

 メールなどの文章だと翻訳ソフトがあるんですけどね。この文章をソフトで翻訳しても正否判断できませんし会話をシンプルにすればたいていは通じます。

痩身鍼灸のあれこれ

痩身治療ありますか? と よく聞かれます。

本人の努力なくしてやせる・・・じつはそんな夢のような施術もないこともないんです。

 

 まず よく言う「耳針」について。

これは耳にある神経に刺激し 満腹中枢に働きかけます。 いわば腹八分目に抑えるためのものです。

鍼の形はさまざまで仁丹のような「針のない粒」をテープで貼ったものや押しピンを小さくしたものまで 先生によって色々です。

ただ いくつかの条件があり、食事をする10分ほど前に自分で揉んで刺激する(神経に作用するための時間)

1週間~10日程度を目安に左右交互に入れ替える(刺激に慣れてしまい、同一場所では効果が薄くなるという文献があります)

そして・・・ あくまで空腹を一時的に抑えるもので 過食する人は食事の後おやつを食べると、 食べない食事の分 胃に空きがあるので食べ過ぎる可能性が否定できず。

あくまで自分で努力する方への後押しと考えていただいた方が正しいかと。

 

 そして全身 および局所に鍼と遠赤を当てて「直接脂肪を燃焼させる」方法

サプリと違い 効果のほどが人によりさまざまだ(ほとんど効果がない人もいる)ということがあるんですが

私が過去行った実験では 1ヶ月で1キロ減という結果が出ました。 これはもちろん、普段の食事や生活を一切変えないで 鍼のみの効果があるか?を試したものですけどね。

 

当 治療所では全身の施術を行ってますが 

血行がよくなれば代謝が変わり 健康にもなり、老廃物も排出されやすくなれば脂肪なども燃焼はしやすくなる だろう。とは思うんですけどね。

 

健康は見かけでわかりません。

太っていてもまったく問題ない人もいれば、痩せていても 内臓肥満で血中コレステロールが高くて医者に注意を受けている など見ないとわからない。

 

食事指導や生活習慣の相談もさせてもらってます。

 

一番の原因はストレスですけどね♪

 

 

スマホが悪い わけじゃないけれど。。。

 先日 施術のご相談で。

肩こりと眼精疲労が治らない。と

施術中色々伺っている間に ふと。 「一日のうちでどのくらいスマホ触ってます?」

と聞いたら。。。分からないくらいw

 職場の疲労とストレスや家事等の仕事もあるんでスマホだけが悪いとは言わないですが ね。

 

わたしのガラケーを「持ち比べて下さい」と渡したところ はっきりガラのほうが軽い。

これでも当時で重いほうなんですが、

スマホをずっと片手持ちするでしょ? 

そして下向きになる首の姿勢と画面を見る時間ってものすごく体に悪いんですよ。

寝転んでするにしてもスマホは置けないから手首は悪くなる。

凝視する時間も変わらない。

 ダブレットになりゲームする時間が長くなってる知り合いがいます。

子供じゃないんだから限度はわかってると思いますけど

それで肩がこるだの目が痛いだの視力落ちたのいわれてもなー。。。(これは個人的グチでした)

 

 TVを見るときは部屋を明るくしてね と 昔某アニメの影響からテロップが流れるようになりましたが スマホなどを暗い夜で見るのも健康に良くありません。 

 

眼精疲労や肩こりは鍼の施術で改善はします。

一番効果はあると自負してますが。。。。

 

悪くならないよう 生活習慣もお気をつけくださいませ♪ 

 

頑固な首コリ 灸頭針が効いたそうです

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数年来 首肩のコリと痛みに困っていた患者様。

二週間おきの来所で徐々に改善はしていたんですが

奥深いコリの元凶には普通に刺針していてもなかなか届かず

首もとのホットパックなど行ってたんですが最後の一声が難しいと判断。

 

そこで灸頭針を行いました。

専用の針を刺し その上に丸めたもぐさ(専用のオリジナルブレンド)を着け燃焼させます。

 

個人差による刺激の加減が難しい(強いと後でのぼせます)ので 小さ目に作って3箇所を3壮

(画像は以前撮らせてもらったもの)

時間差で首から頭の後ろにかけて温熱が行き渡るようにして施術。

 

 先日また入らしたので伺ったところ もう2週間の間は痛みはなくなったとのこと。

ただこちらの刺した感覚では奥に残ってるんですが その箇所を集中的に施術 

そしてストレッチやこれからのクーラーの冷えなど普段の生活をお話しながら

 今後 痛みが出る前のメンテナンスとしての来所として サイクルを伸ばすことも提案。

 

さらに別の施術も行ってるんですけどね。

とりあえず 楽しくお盆を越せるようになればいいんですが。

 

 

 長く溜まったコリの蓄積は簡単に取れず 

そして治そうにも強刺激にもなるので 様子を見ながらの来所でしたが

ようやくゴールが見えてきたか な?

 

 

 ちなみに痛みに関しては施術すぐに本人が改善を自覚出来るんですが

重だるさやなんとなく動きが悪いなどの症状は たいてい施術後3日ほどしてから

わかることが多いのでこちらとしては刺激の度合いが難しい症状ではあります。

 

局所だけでは治らない・・・

 肩コリなら肩だけ 腰痛は腰だけ。

そのときは良くなるんですが、数日すると元の痛みがぶり返す。。。。

 

その原因は背骨全部のひずみにあります。

姿勢であったり労働環境や時間であったりしますが、局所だけでは改善が難しく。

 

当治療所では全身の施術で 体の血行改善と痛みの緩和を目指します。

 

梅雨も終わりこれから夏本番。

クーラーの冷えなどはさらに血液循環が悪くなり食欲もおちるこの季節。

 

 全身メンテナンスしませんか?

 

夜間もやってます。

土用~季節の変わり目と体の影響 

 土用 よく「土用のうなぎ」として夏の暑気払いを思い浮かべる人のほうが多いかもしれません。 が!

 これはむかし鰻屋さんが考えたこと。

 東洋医学で五行色体表という 治療方法を含めた体を現す一覧があり そこに書かれていたものには。。。

 

 五季にあるところの土用 季節の変わり目をあらわします。

すなわち4回あるわけですね。

それが五行の土性にあたり 五蔵の胃に配当します これは医者が言う臓器の胃とは違いはあるんですが。。。

五季によると 湿が体に悪く 思い悩みやすくなる。

 逆の解釈では 季節の変わり目は胃が弱り 湿度が筋肉に影響すると言うことでこわばりや疲労感などが出る と。

 

滋養とする食べ物として 牛肉や粟 そして甘いもの。

 

 

原因がすべて季節によるものなら 梅雨が終われば痛みは軽減されるんですけどね。

 それで治れば苦労はしませんよねぇ。。。

 

各々の体質や季節に合わせた施術を心がけてます。

そして どうしたら再発しないか 軽減するための生活習慣は何かを 一緒に考えていきましょう。

季節の変わり目?

 梅雨も半ばか終わるのか の季節ですが

5月の終わりから今月 急な痛みを伴う患者様の来所が多く見受けられました。

年齢も性別もさまざまで、数十年付き合いの古い患者さんから 飛び込みの新患の方々など。

 

共通するのは、原因不明の間接の痛みやコリ感 

日ごろからの運動やマッサージに通っている方や肩こり腰痛も持病として 他の鍼灸院や病院にかかっている方など気をつけていても 我慢できないくらいの症状だとか。

 

考えられることはまず 梅雨の湿度と気温の変化 そして気圧です。

 

今までなら季節の移り変わりがゆっくりだったんですが 特に今年は朝晩と昼の寒暖が激しく 出歩く時間によって衣類を変える工夫まで必要とされ

天気予報を見ても急な雷雨など 気圧の乱高下も体調を崩す原因となります。

 

 たとえば気温は同じ25度でも湿度があれば不快感を伴い体も疲労がたまります。

しかし除湿をしようとエアコンをかけると 気温は下がり次は冷えの症状として体のこわばりがでます。

 

腰や肩など 一箇所で済むなら良いんですが、たいていは全身に現れるので局所の施術じゃ追いつきません。

痛みのひどい方には全身施術の放置時間中ホットパックを 足先 腰部 そして首元の3箇所に置き毛布をかけます。

 それでも本人は暑いと感じないところで 自覚症状のない怖さがあります。

 

もうすぐ夏なんですが、いまだベットにひいた電熱マットは外せず 来所する患者さんの時間によりタオルケットか毛布かを選択するという

冬と夏の準備をしていますが・・・

 

その痛み  自覚がない方いませんか?

自然が敵だと とてもかなわないんですけどね。 守る方法はあります。

 

一回で とはいえませんが、1週間から10日のサイクルで2~3回  皆さん改善されているようです。

 

暑い夏を乗り越える体力を作るために 今のうちのメンテナンスはいかがですか?

 

    

  

嫁のメンテナンス・・・

わが嫁 パートに出てるんですが、内容は倉庫で荷物のピッキング。

注文表を見て棚から製品を出して配送所に運ぶもの(守秘義務があるから詳しくかけない)

 倉庫がでかく 階層もあるということで歩行距離もかなり。

 

 このの数日の冷えでかなり腰や膝 肩こりも酷くなり簡単なものではなかなか改善が追いつかないので時間をかけて全身のメンテナンスをしました。

 

通常より痛みが深部にあるので どうしても針は深くなります。

そして通常では置鍼して終わるんですが、根元は消えないので さらに追加で長鍼を使い

特にきつい腰痛には、「奥の手」の 「ねんざ刺」 という技を使いました。

 

 筋肉の間にコリの原因である物質が酷いと繊維化して溜まリます。

通常では鍼やお灸などを使い血行を良くすることにより吸収していくんですが

酷いと「穴の開いた船で水をかい出しながら進むようなもの」で回復が間に合いません。

 

 私が良く患者さんに説明する表現が 「きっちりラップを巻いた鶏肉」

柔軟性が無くなり 痛みや稼動制限が出ます。

 

 のラップに 少しキズを付け敗れやすくする。 と解釈していただけるとわかりやすいかと。

 

 ただ、通常より痛みがあり、そしてコリの硬さや場所などいくつか使える条件も在りますので

難しいところですが。

 

とりあえず、膝の痛みや腰 背中の張りがなくなって改善したとのこと。

 

まず冷えないように保護をする。 そして休息。

マッサージをしてても無くならない物はなくならない。

 施術時間が3時間近くかかったので 私もしんどいんですがー

こんな必殺技も在ります♪

 

 

 

遠方からの患者様

 愛知から患者様がこられました。

古くからの患者さんと、そのご紹介で初めて鍼治療を行うという方の二人。

 回数を重ねて来られることも難しく、すこし時間がかかっても一回でご本人の辛い痛みや症状を取れるよう施術します。

急な痛みだから早く治る訳でもなく在りませんが、逆に慢性化して長く付き合ってきたコリや痛みが帰る頃にはすぅっとなくなることもあります。

 

 なかなか電話などの話しだけでは解らないんですけどね。

まずは1週間から10日してからの体調をお知らせくださいと伝え それにより次の治療の有無や間隔を判断しますが

今回 初めての患者さんは事務職で話しを伺ったとき 当初の辛い症状は足のかかとの痛みと左肩の痛みでしたがほか眼精疲労や両方の肩こりや腰痛などもありました。

 施術後は今までの痛みやコリが無くなったと喜んでお帰りになられました。 

 

 家でできる保護の方法や仕事でのコリが溜まり難いようにするアドバイスなどをしたり色々お話しをしましたが

できる事ならこのまま痛みが出ない事を願います。快適にお仕事ができるようにね。

 

 

 

 

 

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