えー 若い時から外国の方への施術を行う機会があります。
師匠の治療所の時からなので、これも何かの縁なんでしょう。
日本人でも年齢にかかわらずその人の生活環境や運動量 体質で鍼の刺激も全く変わってくることもあるんですが、これが異国となると・・・
色はあまり関係ないんですが、肌のきめや汗のかきかた(代謝ですね)などが全く変わり初めての方だとものすごく気を使います。
アスリートなど運動量の多い方は筋肉の付き方や硬さが尋常じゃなく
言葉にニュアンスが通じにくいので リラックスしていただくまでトレーニングなのか緊張してるのか コリなのかすら解りにくい時があります。
たまにしか来ないのでなおのこと精進足りず苦労します。
滞在時間も決まっているのでのんびり治すというのも難しく。
ご紹介で来られましたが、とりあえず気持ちよくお帰りになられたようです。
うーん 英語を勉強しないといけないかなぁ~
と おもう何度めか一日でした。
といってもその方の母国語はロシア語らしいですけどね♪
ようやく9月で涼しくなったかと思えばまだまだ日中は暑く日照り、そうでなきゃ長雨という
嫌な天候ですが体調加減いかがですか?
先日 電話でのご相談で初めてのお話だったので記します。
お子さんですがクラブでスポーツをしていまして、日中暑いし熱中症対策でこまめな水分を取っていたら
夜尿症=おねしょですね。になったとのこと。
これだけでも初めて聞いたことですが、さらにいま服薬で治療中ですが副作用などもあるし鍼が効くか?
という相談でした。
後でネット検索すると確かに起こる症状で服薬もある。
http://www.jah.ne.jp/~kako/cgi-bin/dwm_se_disp.cgi?2419001
効能は夜尿症の薬 としてありおしっこの出を抑えるもののようでした。
もちろんこの薬かどうかはわかりませんが
足らない抗利尿ホルモンを補うものとして出され(ホルモンが少ないと薄いおしっこがたくさん出るらしい)
気になる副作用としては 倦怠感や頭痛 吐き気など。
ひどいものは水中毒といって体の水分が外に出なくなるため血が薄くなるので 脳浮腫になり 意識障害やけいれんを起こすということでした。
子供に話したら 鍼が怖いということで施術することはありませんでしたが
まだまだ知らないことがあるなぁと。
ちなみに鍼灸でも夜尿症施術はあります。
今まで施術した患者さんはみな子供さんで冷えからくるものがほとんどでしたが早く改善します。
鍼を打つのが怖いなら小児針といって刺さないものもありますのでお気軽にお声掛けください。
ただね、女の子は面白がって施術受けてくれるんですが 男の子はなかなか説得がむつかしいです・・・
よく マッサージに行ったらあとでしんどくなった。
鍼をしてもらったんだけど、あとで気持ち悪くなったんでわたしには合わないのかな?
ち聞かれることがあります。
ここれはひとえに、その方の体質に合った刺激が多すぎたためです。
温泉に行って長湯すると、いっきに血行が良くなりのぼせやひどいと立ち眩みや吐き気まで出る人がいますが
それと同じく、鍼灸でも患者さんにあった刺激をしないと大変なことになります。
大きく分けて2つ
「虚(きょ)」「実(じつ)」といい
虚は、夜早く眠くなり徹夜なんてもってのほか。
持久力がない。
食事は量を食べれないし、できれば3度でなく少量で5回とか別けないと胃がもたれる。など。
実はその逆で年齢が上がっても目覚め良く徹夜も平気。
疲れたら24時間寝てられるしぐっすり。
食事はドカ食いするし、一日食事を抜いても大丈夫。
もちろんその人の生活習慣から訓練できるものもありますが
たいていは生まれた時からの体質なので変えられません。
目安はお腹を見て うわ腹の肋骨の角度が水平に近ければ実
楔上で鋭角なら虚とみるのが目安。
鍼は不思議なもので打ち方ひとつでも強弱が変わり太い針で 早く打ち込み 長く時間を置くと強刺激。
経絡の流れに沿うか逆らうがでも刺激は逆になります。
先日ご夫婦で来られた方ですが お二人で虚実が全く逆の体質でした。
もちろん奥様の弱刺激では細心の注意が必要ですですが
ご主人の凝りようは今まででほとんど見ないがちがちの肩でマッサージ師が音を上げたほど。。。
お二人とも気持ちよくお帰りになられましたが
お二人とも難しい施になりました。
鍼をしたけど気持ち悪くなり 私は合わないのかな?
と思われてる方へ
もちろん まず鍼灸の施術方法がおおいのでその方にあった先生に巡り合うどうかでもありますが
あきらめないで探してください。
料理と同じです。甘いか辛いか 濃い味か薄口が好みか。
うちでは 「その方にあった刺激で対応を心がけてます」
鍼灸の施術に関して大きく2つあります。
標治法(ひょうちほう)と本治法(ほんちほう)
標治法とは、一言でいうとコリや痛いところへはりを打ち
筋肉などを刺激 緩和を目的にするものです。
本治法とは、ツボを刺激し体質改善などからだの根本を治す方法です。
どちらがいいとか悪いとかではなく、来られた患者さんが
今何が一番困っているかを考え優先するべきことを先に行いますが
当方では全身の施術を行う為 合間に未病(いま悪いわけではないが、いずれ出るかもしれない病の根やたまご)を発見、大きくなる前に施術することもあります。
いわば転ばぬ先の杖ですね。
今は大丈夫 でも明日も自信はありますか?
最近 暑さ寒さが日によって変わり知らぬ間に疲労がたまります。
衣類の選択や体調管理にお気を付けください。
GWでも夜間緊急受け付けます。
施術所、殺風景なので模様替えしました。
障子の反対には採光さえぎらない程度に保温するボードを張り付けましたが中が殺風景でしたし 絵や何かないかと考えてたところ 手芸店にいい布地があり ネイチャーグリーンで模様替えしました。
もちろん布地一枚でも断熱効果はあるので一挙両得かな?
当方での来られる患者さんで 8割が女性です。
男の人は怖がりだ。 というのもありますが、なんででしょうね。自分にはよくわかりませんが、紹介やHP見てという初めての方も含めてあまり男性の患者さんは来られません。
だからこそ女性目線に立って どうしたらいいかを絶えず考えます。
先日も 着替えの治療着はないかと尋ねられました。
普段は先に施術の流れと 服装もお伝えするんですが、急だったため伝え忘れたかもしれないと反省。。。
バスタオルを御用視させていただきました。
いまお一人ずつしか治療できないのでプライバシーは守られると思いますが ね。今後の課題とさせていただきます。
治療期間では、長期治療のため継続して来られる方や 痛みが無くなればまた元気に働き 調子が悪くなってから来られる方など様々です。
子供さんの施術もしましたが 6歳以下なら小児鍼という「鍼を刺さない道具」を使います。高齢者では逆に100歳を超えた患者様には刺鍼せず小児鍼の接触で治療することが多いです。
鍼を打つかどうかは年齢や症状によりますが、何より刺激の強さを重要視します。
怖がりの方や痛がる方には深く鍼を入れず 治療もソフトに行います。
もちろん時間はかかるかもしれませんが、身体的にも患者さんの負担を減らすことが重要だと考えます。
鍼は怖いけど という方へ お気軽にご質問下さい。
寒暖差疲労
昨年も記事として書きましたが、昨日はコート 今日はシャツでも汗をかくような陽気の変化や
日によって 朝夕は寒く、昼間は汗をかくほど暖かい 先日の大阪は朝7時で2度 昼は20度近く(室内外の温度計比較)
これが続くとだんだん体が疲れ・・・
わかりやすく極端に言えば サウナと冷水繰り返して入っているようなものですよね。
年齢に関係なく起こり(あたりまえだけど) 当然家にいる人より仕事などで外に出る人ほど影響は受けます。
疲労が人により肩こり腰痛に
自然だから仕方ない! では済まされず気温変化で体調不良になりうちへ来られた方が昨年からとても多くいらっしゃいましたので 今から身を守る方法を。
暑い分はいいんですが、特に注意をして頂きたいのは冷えです。
まず面倒かもしれませんが衣服の問題です。
暑いから薄着で出たら、夕方寒くて風邪ひいた! というのは私も経験ありますがバイク乗りあるあるです。
タオル一枚持っていて、寒くなったとき首元に巻くだけで変わります。
足と首元。要注意ですよ。
当所では電気マットのベッドだけでなくホットパックを足先 お腹や背中 そして首元の3か所に置き保温させてもらってます。
血流が良くなるツボにも刺鍼しますがそれだけでは間に合ってません。
芯から冷えるしね。
みなさん気持ちよくお帰り頂いております♪
この数日 特に大阪でも山沿いや北のほうは雪が降って寒くなっています。
寒くなれば体がこわばり それにより反応速度も低下
高齢者だけでなく若くても転倒などが起きやすいんですが
筋肉や血液循環と気温はものすごく重要なことは皆さんもよくご存じのことと思います。
春先から発症したコリより 秋から冬に向かうときに出た症状のほうが治りは遅くなります。
それだけ回復力が低下するんだということを記憶の片隅に置いといてください。
当治療所では、年齢や症状に合わせ部屋の気温を通常より高く設定 ベッドの保温は当然ですが ホットパックやコリがひどい時の個別対応も心がけております。
そのためご予約のお電話から準備に多少お時間いただく場合がありますが ご了承くださいませ。
なにせお一人ずつしか治療ができないため極力お待ち頂く必要が無いようにするためのご予約とご理解ください。
年が変わりめっきり寒く。
体のあちこちに痛みが出る季節になりました。。。
ここしばらく 色んなひざの痛みで来られた方の症例とお喜びの声をご報告します。
40代 女性
数年前ひざの手術を行いました。
原因は改善されたそうですが、その後手術痕付近にしびれと わたしも経験しましたが手術で切った筋肉や健の引っ張りやこわばりで生活に支障が出るのが続いていたとのこと。
トレーニングなども行ってましたが もう一つ改善されずにいたところ来所。
50代 男性
2年前 両足に火傷を負い 特に足首から先 皮膚移植を行うくらいの大手術をしたそうです。
けがの治療とリハビリに半年以上の入院を要し リハビリでかなり改善するも 今も杖が必要なくらい歩行が困難。
車いすの期間も長かったため 足の筋肉も痩せ、ひざ自体曲げることが困難になるくらいこわばっていたそうです。
40代 男性
昔スポーツで痛めたところへ 現在中腰などの姿勢が多い仕事で休みもなかなか取れない状況で ひざに水がたまったような感じと痛み。
体も肥満型なので普段からの負荷もかなりあるかと。
共通していえることですが、足だけでなく体のバランスが悪くなり、腰痛背中までコリや痛みがひどい状況でした。
当方は足だけでなく、合わせて全身診させて戴いてますので 背中 首まで治療を行います。
鍼を刺す以外に色んな方法や器具も使いますが どの方も施術すぐに効果が出て楽になたっとのこと。
寒い時期なので回復が遅い季節でもあるので期間も様々ですが 回数を重ねることに改善されています。
治療時間は初診2時間から3時間近くとかかるため 治療費と通所のサイクルのご相談はさせて頂いてますが一度お試しを。
お電話でのご相談だけでも構いません。
痛みがひどく お越しいただけない方には出張もしております。
新年 明けましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております。